くるるの杜 課外授業
20170304 雪中貯蔵野菜の掘り出し&いちごの収穫体験と試食
 参加者が農作物の収穫体験や試食などを通して、食と農への理解を深める「くるるの杜の課外授業」。3月4日、札幌の光塩学園調理製菓専門学校の生徒や教職員がホクレン食と農のふれあいファーム「くるるの杜」を訪れ、雪中貯蔵の馬鈴しょと玉ねぎの掘り出しやハウス栽培のいちご収穫を体験し、試食を楽しみつつ、農作物についての知識を深めました。
雪中野菜の掘り出し作業の前に、馬鈴しょの栽培などについて勉強
スコップで雪山に穴を開け、雪中保存した野菜を掘り出す
 将来、シェフやパティシエ等として食に関わる生徒たちにとって、食材となる農作物に畑で直に触れ、とれたてを味わうことは仕事に直結する貴重な勉強の機会。今回は調理科と製菓科の生徒26名と先生が6名の計32名が体験しました。作業に入る前に「くるるの杜」スタッフから馬鈴しょの栽培や雪中貯蔵で農作物の甘みが増す理由などについて、クイズも交えて学びました。
掘り出した野菜を見せる参加者たち
ズシリとした野菜の重みに思わず笑顔が浮かぶ
 掘り出し作業では、生徒たちは期待感いっぱいの様子でスコップを振るい、馬鈴しょと玉ねぎを見つけると「あったー!」と宝物を見つけたかのように大喜び。試食は、雪中貯蔵されていた「シャドークイーン」と「さやあかね」を体験農場横の調理加工体験棟で、蒸かしたてにバターを添えて味わい、「甘~い」「おいしい!」という声とともに笑顔が広がりました。
 今春、ホテルのレストランに就職が内定している調理科の前川原健人さんは「甘みが深くてとてもおいしいですね。ポテトサラダやグラタンに使いたいし、レパートリーがもっと増えそうです」とシェフとしての職業意識が刺激された様子でした。
雪中保存した馬鈴しょの甘みを試食で実感
楽しい収穫体験。「どれが甘そうかな~」
 農村レストランでの昼食を挟み、午後からはいちごの収穫体験と試食です。ビニールハウスの中では、JAそらち南の生産者が苗を作った「紅ほっぺ」「章姫」「けんたろう」がたわわに実をつけ、春の日差しを浴びて真っ赤に輝いています。スタッフから、いちごの栽培や品種による味の違い、収穫方法などについて説明を受け、学んだことをクイズでおさらい。全員で3品種をそれぞれ収穫して試食し、いちごの部位によって甘さが違うことも確認しました。
 ケーキ作りなどに、いちごは欠かせない食材。パティシエールを目指す女子生徒の一人は「品種による甘さや味の違いなど、収穫で実感したことと学んだ知識はとても役立つと思います」と話し、馬鈴しょについても「『シャドークイーン』の色を生かして面白いケーキができそう」とさっそくアイデアを湧かせている様子でした。
3品種のいちごから、大きく真っ赤に実った粒を収穫
いちごのどの部分が一番甘いか。スタッフ(右端)が糖度計を使って説明
 体験を終え、就職指導部長の芳賀恒明教授は「就職してからも北海道の農産物を使い、地産地消でおいしい料理を作ってほしい。もう1年学ぶ生徒には、道産の食材のことをより多く勉強して仕事に役立ててもらいたい。こういう機会はとても大切です」と食のプロとなる生徒の成長に期待していました。
体験スナップ
体験スナップ
体験スナップ
体験スナップ
体験スナップ
体験スナップ
次の記事
トップページへ戻る
「食と農と」トップページへ戻る