くるるの杜 課外授業
20170727 小中学校の先生たちが農業体験
 7月27日、札幌や北広島市、江別市、恵庭市の小中学校の教諭と栄養教諭、合計26人が、野菜の収穫や乳牛の乳搾りなどを体験したほか農畜産物の集荷や流通などについて専門家の話を聞きました。
 JA道央の協力で、午前中は江別市の萩原農園できゅうりとパプリカ、レタスの収穫を体験し、続いて、JA道央野幌農産センターでブロッコリーの選果作業を見学。昼食は、北広島市のホクレン食と農のふれあいファーム「くるるの杜」の農村レストランで北海道産農畜産物を堪能し、最後の訪問先、恵庭市の「むらかみ牧場」で乳搾りとバター作りを体験した後、牛乳の生産から流通までを含む酪農全般について勉強しました。
萩原農園のハウス前で記念撮影
きゅうりの収穫体験を指導する萩原さん(中央)
 萩原農園の経営者、萩原雅樹さんは今年、JA道央青年部の部長を務めています。萩原さんは「作物も人間と同じで健康管理が大事。そのために強い株になるようさまざまな工夫をしています」と話し、「新鮮なきゅうりはこういうことができます」と二つに折ったきゅうりの折口を重ねて再びつなげてみせるなど、野菜作りへの思いを熱く語りました。
 次に訪れたJA道央野幌農産センターでは、集荷されたブロッコリーの選別、冷蔵、箱詰めなどの作業中で、JA職員のガイドでその過程を見学。生産から出荷、学校給食への供給などについて詳しく説明を受け、鮮度を保ち、安全安心を徹底した出荷体制に参加者たちは感心した様子でした。
立派なレタスに思わずニッコリ
ブロッコリーの選果作業を熱心に見学
 「くるるの杜」では、北海道産農畜産物を使用した、素朴で温かい家庭料理を提供するランチブッフェでエネルギーを補充した後、職員の髙橋ルミ子主査から施設の概要の説明を受け、体験農場や農畜産物直売所を見学しました。
 その後、酪農教育ファームに認定されている「むらかみ牧場」に移動。代表の村上隆彦さんの指導で搾乳や子牛への餌やりを体験し、ペットボトルでバターを作って、試食を楽しみました。
 最後に、雪印メグミルク(株) 酪農部の直井智生さんが「牛乳が届くまで」と題して、生乳生産や流通、国産生乳の需要維持の重要性や乳製品の輸出入の問題まで詳しく解説し、ツアーの日程を終了。参加者たちは内容の濃いツアーに満足した様子でした。
職員の案内で「くるるの杜」を見学
搾乳体験で牛と生乳の温かさを実感
村上代表の指導でバター作りを体験
直井さんが生乳生産や流通などについて詳しく解説
20170727 参加者コメント
北広島市立北の台小学校の姉崎和弘教諭「萩原さんはお話しが上手で聞きやすく、きゅうりの連作障害対策にかぼちゃの台木を使うといったことなど、とても参考になりました。」
江別市立大麻小学校の東定利栄養教諭「農家の方が気候風土に合わせて栽培を工夫をしていることがよく分かりました。大切にしたいと思います。」
北広島市立東部小学校の渡辺信晃教諭「どの体験も、生産者の思いがよく伝わってきました。きゅうりを折ってつなげたのは面白かった。机上でやる研修に比べて、子どもたちには伝えやすい内容でよかった。」
北広島市立北の台小学校の前川和美栄養教諭「子どもたちにもこういう体験をぜひさせてあげたいですね。今の子どもたちはなかなかこういう機会がないのでいい経験になると思います。」
札幌市立新光小学校の新保友利教諭「バターを初めて自分で作りました。とてもおいしい。体によさそう。」
同小学校の新川歩教諭「作物がどう生えてくるかとか、どう苦労して育てているか、わかっているようで分かっていなかった。普段、給食を残す子とか好き嫌いのある子が多いのですが、こんなに苦労して育てているものなので、子どもたちに大事に食べようねと話しをしてあげたいと思います。」
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