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●50~60代から考える健康寿命対策「牛乳とシニアの学校」

 牛乳には認知症リスクの低下などの機能性を持つことが最近の研究で解明されています。こうした知識を食事や生活に役立ててもらおうと、ミルクランド北海道主催の実践型セミナー「50~60代から考える健康寿命対策 牛乳とシニアの学校」が2月5日に札幌パークホテルで開催されました。

認知症予防運動について説明する齊藤講師(中央)
転倒骨折や寝たきり予防に牛乳摂取を勧める片平院長

 シニア世代の健康への関心は高く、男女合わせて350人が参加。札幌医科大学医学部神経内科学講座の齊藤正樹講師と札幌清田整形外科病院の片平弦一郎院長、天使大学看護栄養学部栄養学科の山部秀子教授を講師陣に、「給食」(昼食)を挟んだ4時間の授業が行われ、牛乳への理解を深めました。
 1時間目の「認知症と牛乳のチカラ」では、齊藤講師が福岡県の研究例を紹介。1988年から17年間にわたって牛乳・乳製品の摂取量と認知症発症率の関連が調査され、その結果、摂取量の多い人は少ない人に比べて発症率が約3割低かったといいます。

牛乳を使ったレシピを発表する天使大学牛乳サークル「ミルクラ」の学生たち
学生たちが考案した「給食」。左から時計回りに「ミルクラごはん」「ミルク煮びたし」「りんごクリーム春巻き」

 2時間目は「ロコモと牛乳のチカラ」。片平院長が骨折や筋肉量の低下など運動器(骨、筋肉、関節)障害で要介護に陥るロコモーティブシンドローム(略称:ロコモ)について分かりやすく解説し、その予防に牛乳・乳製品に含まれるカルシウムやたんぱく質の摂取を呼び掛けました。
 「給食」は、天使大学の牛乳サークル「ミルクラ」の学生たちが考案した牛乳を使った料理3品を、レシピの説明を受けながら、参加者全員で味わい、場内から「おいしい」との声が上がっていました。
 3時間目、山部教授が「シニアの健康寿命を支える 牛乳の栄養力まとめ」として、シニア期に見られやすい食生活の課題を挙げ、健康寿命を延ばす食事として「*乳和食にゅうわしょく」を勧めました。

学生たちのレシピ説明に聞き入る参加者たち
「給食」時間には、学生たちが考案したメニューを堪能

 4時間目は「体育」の授業とし、齊藤講師と片平院長が認知症予防運動「コグニサイズ」とロコモ予防運動「ロコトレ」を、札幌清田整形外科病院の理学療法士3人による実演を交えて解説し、参加者も体験。この中で、運動直後30分以内に牛乳を飲むことで筋肉増強の効果があるなどの実際的な話に、参加者たちは納得した様子でうなづいていました。
 3月20日には、帯広市でもミニセミナーが開催される予定です。

シニア世代にも実践しやすい筋力トレーニングを行って見せる看護士の秋政直美さん(手前)と実演司会の紺野真秀さん
相撲の立ち会いを例に、足腰の運動を実演する理学療法士の岡田多史さん(左手前)と谷圭介さん。右は紺野さん
シニア世代にも実践しやすい筋力トレーニングを行って見せる看護士の秋政直美さん(手前)と実演司会の紺野真秀さん
約350人のシニア世代が参加した札幌会場
乳和食にゅうわしょくとは:
味噌や醤油などの伝統的調味料に、「コク味」や「旨味」を有している牛乳(成分無調整牛乳)を組み合わせることで、利用されている食材本来の風味や特徴を損なわずに食塩やだしを減らし、美味しく和食を食べてもらう調理法のことを指します。
詳しくは⇒ Jミルク乳和食サイト
http://www.j-milk.jp/nyuwashoku/index.html
今回のセミナーでの講義内容の一部がテレビで放送されましたので、こちらの動画もあわせてご覧ください。
※セミナー中の講義の様子ではありません。
ミルクランド北海道
医TV~わたしたちの医療~
特集企画「健康寿命と牛乳のチカラ」
http://www.milkland-hokkaido.com/medical_tv/
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