「食文化」を楽しもう。

日本の四季は、食とともにあり。

わが国の生活行事は、「食」とともにあるとも言えます。
願いをこめて、季節の彩りを添えて、大切な人と楽しむ行事食。
意味や作り方も、楽しむ気持ちも、伝えていきましょう。

食の歳時記

「お正月」にはおせち料理・鏡餅
おせち料理には一品一品に意味があり、まめに暮らせるようにと黒豆、腰が曲がるまで長生きできるように海老など、それぞれに幸福を願うおいしさです。鏡餅にだいだい(みかん)をのせるのにも「代々栄える」の意味があるそうですよ。
「春の七草」には七草がゆ
七草とは、せり、なずな(ぺんぺん草)、ごぎょう(母子草)、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)の7種の野菜。七草がゆは万病を防ぐと言われていますが、おせち料理で疲れた胃腸を休め、冬に不足しがちな野菜を食べようという意味もあるようですね。
「節分」には豆まき・恵方巻
節分の豆まきは、中国の宮中行事に由来すると言われ、7世紀末に日本に伝わり、形を変えて庶民の間でも行われるようになりました。「恵方巻」は、その年の恵方(福を招く方角)に向かって、まるかぶり(まるかじり)する習わしで、近年ブームとなっていますね。
「ひなまつり」にはちらし寿司
「ひなまつり」は平安時代に宮中や貴族の間で行われていた「雛遊び」が始まりと言われています。ちらし寿司やはまぐりでお祝いしましょう。お母さんと子供がいっしょに料理を作るのも楽しいですね。
「こどもの日」にはちまき・柏もち
端午の節句と言えばこいのぼり。これは中国の故事にちなんでいます。滝を登ろうとした魚の中で、鯉だけが登りきり、竜となったことから、鯉の滝登りは立身出世の象徴となったんですって。
「土用の丑の日」にはうなぎ
「土用の丑の日」には“う”のつくものを食べると夏バテしないといわれます。うどん、牛肉、瓜、梅干などもありますが、何と言ってもうなぎ!暑さに負けないようにという先人の知恵に、感謝しながらいただきましょう。
「七五三」には千歳飴
昔の中国では奇数は縁起がよいとされ、七五三の行事以外にも、しめなわや門松のわらの数などに7・5・3の組み合わせが用いられています。じっくり見てみましょう。
「冬至」にはかぼちゃ
「冬至」は一年の間で最も昼が短く、夜が長くなる日と言われ、お風呂にゆずを入れて入り、かぼちゃを食べる風習があります。中国にも冬至の行事があり、餃子や餡の入った団子をゆでたものを食べるそうですよ。

大地が育み、寒さが磨く、北海道の食文化。

寒さが厳しい北海道では、かつて冬を乗り切るための保存食だった漬物が多彩です。
また、農業王国ならではの農産加工品、乳製品も盛りだくさん。
さらに北海道ならではの新しい食文化も生まれていますよ。

北海道の食文化いまむかし

漬物
冬に農作物がとれない北海道では、野菜の保存や貯蔵に工夫が必要でした。漬物は北海道の各家庭で秋になると作られ、大切にされてきました。北海道らしい食材を活用した「にしん漬け」などの漬物は、ふるさとの味であり、北海道を代表する味覚のひとつでもあるんですね。
飯寿司
魚とご飯、麹、野菜を混ぜて漬けて発酵させたもので、北海道や東北で冬に作られる郷土料理。魚はサケ、ニシン、ハタハタなどが使われます。このように発酵させた「熟寿司」(なれすし)は日本各地にあり、「寿司」の原型とも言われているんですって。
ジンギスカン
海でも、山でも、お花見でも、北海道の野外料理と言えばジンギスカン!道外でも、牛肉BSE問題の影響を受けて、安心でダイエットにもふさわしい食材として注目されるようになりました。北海道を象徴する料理として「北海道遺産」にも選ばれていますよ。
ナチュラルチーズ
北海道の酪農地帯では、地域で生産された牛乳をチーズに加工する取組みが増えています。カマンベールチーズ、モッツアレラチーズなど種類も豊富で、チーズを使ったご当地メニューも登場しています。おいしそう!
スープカレー
日本のカレーの発祥地ともいわれる札幌で、大きく切った馬鈴薯やにんじんなどが入ったスープカレーが人気です。北海道を代表する新メニューとして、道外への進出も盛んです。新しい食文化として発信していきましょう。
北海道スイーツ
北海道には、道内産の牛乳やバター、フルーツを使ったお菓子が多彩で、人気のブランドが揃っています。生チョコレートや白いプリン、メロンゼリー、シュークリーム、バームクーヘンなど、北海道みやげとしても注目されていますね。

「会話」を楽しもう「演出」を楽しもう「マナー」を楽しもう「食文化」を楽しもう